1.英文法頻出問題演習 (駿台文庫 伊藤和夫著)

英頻の愛称で呼ばれる大学受験生なら誰でも知っている有名な英文法の問題集です。私は受験生の時に英文法に関してはほぼこれ一冊しかやりませんでした。この本は英文法の問題集ですが、イディオムや動詞と前置詞が組み合わさったできた動詞句の問題も豊富でイディオムの問題集としても必要十分な問題がのせられています。

イディオムは最終的には会話や、作文の中で自由に使えるようにならなければならないのですが、入試や英検の対策としてはとりあえず読んだり、聞いたりした時に意味がわかり、また空所補充や選択問題で正しい答えを選べればなんとかなります。受験勉強のためにはあまりたくさんの問題集に手を出さずこれ一冊仕上げるというつもりでやれば十分だと思うのです。

この問題集は左側のページに問題、右側のページに答えと解説がのっていますから、昔の問題集の様に問題集と解答をいちいち見比べる手間がはぶけます。(最近は左ページに問題、右ページに解答という形式の問題集が増えましたが、英頻が出たころはこうしたものはほとんどなく画期的なものでした)。

1回目はとにかく左側の問題を頭から順番に答えていきます。できた問題には○、できなかった問題は×、曖昧な問題には△をつけて最初から最後までとにかくやります。英文法やイディオムなどの問題は最初は知らなければわからないのがあたりまえなのですから、あまり考えずにどんどん答えを見てそんなものかと考えながらやっていけばいいのです。あまり考えても意味はありません。 2回目は×と△のついた問題だけをやってきます。今度もまた○、×、△をつけていき、これを3回目、4回目と繰り返していき、全部の問題に○がつくまで繰り返します。

イディオムは理屈ではなくとにかく慣れですから、何度も接しているうちに自然に覚えてしまうものです。この問題集を終えてしまえば大学入試や英検2級程度のイディオムはほぼ学んだことになります。

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