112)12. 便利な英語表現: 2007年6月アーカイブ

コミュニケーションには言語を使う方法(Verbal Communication)と言語以外のものを使う方法(Nonvrbal Communication)があります。そして意外に気づかれていないのがこの非言語要素を使った伝達方法の重要性です。

実際やってみるとわかるんですけど、ボディーランゲージだけで結構コミュニケーションできるもんなんですよね。 私がドラマのクラスで使う、ボディーランゲージを使ったおもしろいゲームがありますから、ご紹介します。

Hotel Receptionist(ホテルの受付係)というゲームです。 生徒の一人がHotel Guest(ホテルの客)になります、もう一人がHotel Receptionistになります。このGuestはかぜで声がでないという設定です。

そこで先生がいろいろな問題が書いてある紙をGuestに渡します.紙には例えば I want to go to the museum tomorrow morning. What time does it open?(私は明日の朝、美術館に行きたい、何時にあきますか?) などと書かれていますから、GuestはこれをReceptionistにボディーランゲージで一生懸命伝えようとするわけです。

問題にはいろいろあって、中には There is an alligator in the bathtub. Please come to my room as soon as possible.(浴槽の中にワニがいる。私の部屋にすぐきて!)なんていうのもあります。おもしろいでしょう? Guestが必死になって自分が言いたいことを体で表現しているのを見るのは笑えます。  

 こうしたボディーランゲージを使ったジェスチャーゲームは英語ではcharades(シャレード、単数扱いです)と呼ばれています。 ボディーランゲージは、大体万国共通なので、言葉が通じなくてもコミュニケーションがとれるわけです。

もちろん、国によってボディーランゲージは少しづつ違います。日本では「私」というボディーランゲージは鼻を指でさしますが、英語の場合は胸をさします。

日本で「お金」という場合は人差し指と親ゆびで丸をつくりますが、英語圏ではこれは「OK]のサインです。英語圏では「お金」は親指と他の4本の指をすりあわせます。「おさつ」を数えているしぐさですね。

この例はすでに私の娘が使っている中学校1年の英語の教科書にものっています。すこしづつ非言語要素を使ったコミュニケーションの重要性が認識されてきているのですね。 

ボディランゲージについては私のAll about50代からの英語で紹介しているので是非見てください。

英語のボディーランゲージ(1) 

英語のボディーランゲージ(2)

Q.教えていただいた表現を使ったとしても、相手の返事をちゃんと理解できなければ意味ないのではないでしょうか?  

NHKの番組で「とっさの一言」というのがあります。「とっさの一言でうまく答えたばっかりに、相手が安心して、次々に難しいことを英語で言ってきたらどうなるのかなあ。」と思ったりもします。


A.この場合聞き取りもそんなに難しくはありません。

May I help you?の後にはチーズバーガー2つ、コーク2つなどの注文が続きます。聞こえて来る英語は限られてくるので、そんなに難しくはありません。

ちなみにフライドポテトはFrench friesというのが一般です。 Large or Small?の後はLarge又はSmallがEat here or to go?の後はEat hereかto goしか来ません。

他に言う可能性があるのはmilk shakeのflavorくらいでしょう。これはVanilla, Strawberry or Chocolate?と聞けば相手はどれかを選びます。

Anything else?の後は追加注文が来るか、No, that's it.(これで終わりです)くらいしか来ません。

That will be 520yen.と言えば相手はお金を払いますから、 Here is your change.(おつりです) と言ってつり銭を手渡してから、商品を渡して、Have a good day.と笑顔で言えばそれで終わりです。簡単でしょう?

わからなくなったら、商品の写真を見せてWhat would you like?と聞けば、相手は自分の欲しいものを指さしてくれますから心配ありません。 英語は度胸です、がんばってやってみてください。

◆ このページでは皆さんが知っておいたら便利ないろいろな英語の表現を紹介します。

Q.ファーストフード店でアルバイトしてて、カウンターやってると、やっぱり外国人がきて、英語で話しかけられるんです。まったくそれがわからなくていつもオドオドしてるんです。誰か、基礎だけでいいんで英語教えてください!!!たとえば、「いらっしゃいませ」とか「店内でお召上がりですか?」「お飲み物は何にしますか?」とかとくに、敬語の言い方がサッパリわかんないんです。

.「いらっしゃいませ」May I help you?(後ろを上げるイントネーション)

 「LサイズにしますかそれともSサイズにしますか?」

Large or Small?(Largeで上げてSmallで下げるイントネーション)(ちなみにMサイズはMediumです)

「店内で召し上がりですか、それともお持ちかえりですか?」Eat here or to go?(Eat hereで上げて or to go?で下げる)

「他になにかご注文ございますか?」Anything else?(後ろを上げる) 「520円でございます」

That will be 520yen.(値段をはっきり言うこと)

「まいどありがとうございました」Have a good day.(笑顔で)

敬語は使う必要ありません。こういう場面では必要最低限のことだけをシンプルに言うのが普通です。

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