115)15. 英語発音上達法: 2007年5月アーカイブ
Q.私ははじめて中学校の英語の授業を受けた日のことが忘れられません。
教科書の英語の復誦の際に、私がテープの通りに、なるべく正確に言おうとすると、それを聞いていた他の生徒が笑うんです。でもそれって違うと思うと言ったら、今度は担当の教師に笑われました。すごくショックでした。めちゃくちゃ疎外感感じました。(号泣) なぜなら、私が小学校時代行っていた英語塾ではキャネイディアン(と当時の私には聞こえた)の神父さまが自分の国籍は「カナディアン」でないと言い張り、どの子供も完璧に彼の国籍が言えるようになるまでくりかえし練習させたからです。
A.他の生徒が笑うのは許せるとしても、その先生はひどいですね。本当は正しい発音だといってほめてあげなければいけないのにね。
最初に習う英語の先生が発音がダメだと、生徒はあとあと本当に苦労します。発音がよくわからないうちは、必ず正しい発音のテープやCDの後について練習するようにしましょう。
これは「犬が寝るから『ケンネル』ではダメ」のところで説明しました。 とにかく素直になって正しい英語の音に耳をかたむけて、同じように発音できるように練習するのが一番です。
ちなみにCanadaの発音は「キャナダ」ですが、Canadianの発音は「カネイディアン」となります。
AA.慰めて下さってありがとうございます。 たぶん私があんまりムキになって言ってるのがおかしかったんだろうなと今では思います。(^^;) でも不思議ですね、人間の耳って。
英語再入門中の今になって、あのころクラスの他の生徒には、テープの音が本当に「ペンシル」って聞こえていたのかもしれないなと思うようになりました。私にはいいとこ「ペンソー」でしたが、他の国の人にはもっと違って聞こえることでしょう。
私も「キャナダ」は言えても「カネイディアン」が言えなくて神父さまを困らせてました。きっと、Canada+~anという変な知識があって、すなおに音を聞き取ることを邪魔したのでしょう。小学生の私には本当に「キャネイディアン」としか聞こえなかったんです。これが特殊な例だと知ったのは高校生になってからでした。 まず聞いて、それを自分の口で再現するそれだけなんですが、難しいですよね。