123)23. リーダーシップの取り方: 2007年7月アーカイブ
では良いリーダーとはどんなリーダーなのでしょうか?もちろんリーダーにはいろいろなタイプがあります。カリスマ性をもった独裁者的なりーダーもいますし、またメンバーにまかせてやらせるタイプのリーダーもいます。フィニックスではどんなタイプがのぞましいのでしょう。
私はフィニックスのプレゼンテーションのリーダーはメンバーにやる気をおこさせfeeling of importanceを持たせることができるようなリーダーが良いリーダーだと思います。メンバー一人一人は自分がこのグループにいることが意味があり、グループのために貢献しており、そこから自分も学んでいると感じればそれはリーダーシップがうまくいっている証拠です。
逆に一部の生徒だけが活動的で他のメンバーがやる気を失っているときはあまりよくありません。メンバーの能力が発揮できていないからです。
メンバーの能力を最大限に生かしそれを良いプレゼンテーションという結果に結びつけていくのがリーダーの役割です。グループによってはメンバーの能力の半分も発揮できずに終わってしまうところもありますが、これでは良い結果は望めません。最終的にメンバーは満足しないでしょう。それはリーダーの責任です。
リーダーは常にどうやったらメンバーにやる気をもってグループの活動に参加してもらえるかを真剣に考えていなければなりません。
私は自分のグループのリーダーには、「リーダーは結果に責任をとりなさい」と言っています。「結果がよければそれは自分のリーダーシップが良かったから、結果が悪ければそれは自分のリーダーシップが悪かったから」と考えるのです。
結果の原因を誰かの責任にしているうちは本当のリーダーシップは学べません。 すべての結果に責任をとるという覚悟をすることによって、途中いろいろな困難にぶつかった時も、その問題に立ち向かっていこうという構えができます。
問題から逃げないことから、新たな解決方法が生まれるし、そうした姿勢を示すことによってメンバーから信頼されるのです。
そして100%のベストをつくして一生懸命にやった結果を素直に受け入れ、どこが良くてどこが悪かったのかを反省をすれば良いのです。こうした経験が多ければ多いほど、リーダーとして成長します。
こうした経験はフィニックス以外の社会でも必ず役にたちます。フィニックスがプロジェクトワークという学習方法をとりいえれているのは単に英語学習のためでなく、グループ活動を通してみなさんに人間としても成長してほしいからなのです。