111)11-04 ドラマティックディベートを作った理由

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私は大学ではESSに所属していたので、そこでディベートをやりました。授業そっちのけでエビデンスカード作りの為に図書館に入り浸っていたことを懐かしく思います。

私はディベートは英語スピーキング力向上に役立つし、英語的な論理の思考にも慣れるので勉強のためにはいいと思うのですが、個人的にはどうも好きになれません。すべてを理屈だけで解決するのは、無理だと思うのです。

私は実社会で大切なのは「人を説得する」技術だと思います。たとえ理屈で勝っても相手に「こんなやつとはつきあいたくない」と思われてしまうのでは何の意味もありません。あくまでも最終的な目的は「この人のいう通りやってみようと」思ってもらうことなのですから。

説得には「理屈」と「感情」の両方が必要です。アメリカの敏腕弁護士などは陪審員の感情に訴えるのがとてもうまいと聞きます。いわゆるアカデミックディベートはこうした感情面が無視されているので、理屈と証拠だけで勝ち負けが決まるゲームになってしまっているような気がしてならないのです。

そこで私が感情面を考慮した新形式のディベートスタイルとして開発したのがフィニックス英語学院で実践されているドラマティックディベートです。詳しくは下のブログをご覧ください。

ドラマティックディベートの作り方

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