2.Practical English Usage (Michael Swan著 Oxford)
[日本版は実例現代英語用法辞典(金子 実他訳 桐原書店)]
ライティングに関してはやはり英文法というものをさけては通れないでしょう。そこで英文法を実際に英語を書くという見地から勉強するために是非一読をおすすめするのがこのPractical English Usageという本です。
この本は英語学習者が間違えやすい文法や語法を455のカテゴリーに分けて説明した本で、学習者が迷うポイントを数多くの例文を通して的確に指導してくれます。
例えば最初のテーマは a book about Africa と a book on Africa はどこが違うかというもので、on は本や記事、講義など堅い内容のもので、学問的であり、専門家向きであることを示唆しているのに対し、about は内容が一般向きである場合、あるいは書き方は話し方がもっとくだけている場合に用いられると説明されています。
この後比較にために以下のような例が続いています。 a textbook on African history. a book for children about Africa and its peoples. a lecture on economics a conversation about money an article on British industrial problems an argument about strikes
説明を読んで納得した後にこうした例文を覚えていけばより正確な英語が書けるようになります。
この本はかなり厚いものですから、通読しようとすると辛いかもしれません。最初は辞書のように必要な時に調べるという使い方でもよいでしょう。
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