3.JAZZ CHANTS (OXFORD)
フィニックスの島村先生が使っている教材です。この教材は英語のストレスのとり方をJAZZの調子に合わせて練習する教材で、ニューヨーク大学のグラハムが開発しました。
英語はストレスがある(強く発音される)ところとストレスがないところ(弱く発音される)ところがはっきりしている言語です。日本語にはこうした特徴がないため日本人が英語を発音するとどうしても平板な調子になりやすいのです。そこでこのストレスをちょっとおおげさに強調してJAZZの調子にのって練習することによって英語らしい調子で話せるようにさせようというのがこの教材の趣旨です。
例えば THIS is the STORY of the THREE little PIG. という文では大文字のところにストレスがあります。そして大文字のところが同じ間隔で来るように強調して発音し、その他の小文字の部分はその間につけたしのようにして速く弱く発音します。
英語を発音する時は自然にストレスがあるところを強調して話せるようにならなくてはいけません。そのためにはこのJAZZ CHANTSは役にたつ教材です。 JAZZ CHANTSには大人用、子供用、small talk, おとぎ話を使ったもの、マザーグースを使ったもの、などいろいろなバージョンがあります。自分の気に入ったものを選べば良いでしょう。
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