122)22. 英語上達への学習姿勢: 2007年5月アーカイブ
「海外に行けば英語ができるようになる。英語学校に行けば英語ができるようになる」と考える方が多いですが、こうした他力本願の考えでは英語は上達しません。
以前、英語のインプットのところでも述べましたが、英語は努力して英語を覚えたり、読んだり、聞いたりしないと十分な英語のインプットは確保できないのです。 またアウトプットにしても自分で努力して英語を使うようにしないと英語は使えるようになりません。
確かに海外に行ったり、英語学校に行ったりすれば、日本で自分だけで勉強するより環境はすぐれていると言えるでしょう。しかし、このすぐれた環境を英語の勉強のために積極的に利用しないとせっかくの環境も意味がなくなってしまいます。
教材にしてもそうです。今では昔と違い、英語を学ぶための教材はいくらでもそろっています。ラジオやテレビの講座、テープ教材やCD教材、新聞、雑誌や洋書、外国の番組を聞いたり、インターネットで英語のウエブサイトを見ることもできます。これだけ教材がそろっていて日本で英語の勉強ができないなどということはありえません。要は教材だけあってもダメなのです。教材を使って一生懸命勉強しないと英語はできるようにはなりません。
フィニックスに来たから英語ができるようになるわけではないのです。フィニックスに来て、指導方針に従って、一生懸命努力して英語を勉強するから英語ができるようになるのです。入学を希望される方にはまずこの点をよく説明させていただいています。