123)23. リーダーシップの取り方: 2007年5月アーカイブ

プロジェクトワークは生徒主導型のクラスです。したがって英語劇制作や特別講義のクラスでは基本的に、生徒さんがクラスでどんな内容のことをやるのか決めていきます。

たとえば、英語劇制作のクラスでは「どの劇をやるか」「配役」「演技指導」「音響・照明・衣装」なども全部生徒が決めます。(使う言語はもちろん全部英語です) これらのことをスムーズに運ぶためには当然のことながら誰かグループをまとめていく人がいなければなりません。そこでグループのリーダーが必要になってくるのです。

私はフィニックスの生徒さんにはグループのリーダーになることを強くおすすめします。リーダーは他のメンバーよりも英語を話す機会が多くなります。またクラスの時間以外にも生徒同士で集まってミーティングを持つこともあるでしょうから、英語力をのばすという点でも圧倒的に有利です。

私の場合はリーダーとクラスの前に集まってクラスの時間をどう使っていくのかを話しています。グループの中に問題がある場合にはリーダー自身が問題を解決するようにいろいろなアドバイスを与えます。

「英語で問題を解決する」これがプロジェクトワークの目的の一つでもあります。リーダーは最も重い責任を負い、解決しなければならない問題も多いですから、最も多く学び人間としても成長します。「リーダーになる」こんなすばらしいチャンスをのがす手はありません。

「私はリーダーなんかしたことがないから」とか「英語がへただからリーダーなんてとてもできない」と考える生徒さんがいますが、それは違います。 誰もがはじめからリーダーシップがとれるわけではないのです。リーダーシップは学ぶものです。そして実践の中で苦労しなければ学べません。

英語力もそうです、リーダーになって英語をたくさん使うから英語ができるようになるのです。私は「リーダーになれるかどうか」は要は「リーダーとしての重い責任を負うことを受けて立てるか」という気迫の問題だと思います。

リーダーは一番苦労しますから、一番学びます。そして一番成長し、一番自信をつけます。そしてプロジェクトワークが終わった後一番感激するのはリーダーです。同じ授業料を払っているのだから、一番学べるリーダーをやった方がいいと思いませんか?

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