118)18-02. 入試問題とTOEFLの違い(1):リスニング問題の量

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入試問題とTOEFLはまずリスニングの量が違います。現在の入試問題はリスニングの問題はあまりなく、たとえ出題されたとしても、もうしわけ程度の量にすぎません。しかしTOEFLは試験問題の3分の1はリスニング問題です。もしも入試がTOEFLになれば、学校や予備校はリスニングができるようになるような教え方をせざるをえません。

リスニング力を高めるためには、授業自体をすべて英語でやるのが一番良いのですが、これをできる英語教師は少ないので、テープ、CD、ビデオなどの音声教材を使った授業をすることになるとは思います。 しかし、少なくとも「ネイティブスピーカーの話す正しい英語を聞き取らなくてはならない」という強い動機付けにはなることは確実です。

今の訳読を中心に日本語で行なう「英語についての日本語の授業」では聞き取りの力はつきませんから、何らかの形で正しい英語を聞かせる努力がされるようになるだろうと思います。

そして私はこの「正しい英語の音声を聞き取ろうと努力する」ことは、英語学習にとって何よりも大切な「正しい英語を吸収する」ということにとても役立つだろうと考えます。

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