201)02. パーマーと語学教育研究所
Q.いきなりメールを出して申し訳ございません。私は、奈良女子大学で教育を専攻している者です。
もうすぐ卒論を執筆しなければいけない時期に来ていまして、インターネットでいろいろ検索していましたら、このホームページをたまたま見つけ、もしかしたらご相談にのっていただけるかと思い、メールしました。
私は卒論のテーマを、一応、H.E.パーマーを考察する方向で考えていまして、いろいろ本を読んでみると、彼が語学教育研究所の初代所長をされていたということを知り、語学教育研究所の方に連絡を取れば、何か資料を貸していただけるのではと考えていました。 もしよろしければ、どうやって語学教育研究所に連絡を取ればよいか、教えていただけないでしょうか。
また、パーマーについて詳しく書いてあるような文献がなかなか見つからないのですが、何か良い文献があれば教えていただけませんでしょうか。
私は、将来英語教師になろうと思っているのですが、教員採用の試験を受けるたびに、自分の英語力のなさに驚かされています。先生のホームページに書いてある学習方法は、非常に分かりやすく、がんばって英語を勉強しようという気になりました。これからも英語を少しでも自分の身につけられるように努力したいと思います。 お返事よろしくお願いいたします。
A.私は語研に所属していますが、時間がなくてほとんど語研の活動には参加していませんので、あまりお役にたてません。
語研の連絡先は 財団法人語学教育研究所
〒113-0033 東京都文京区本郷1-35-28 メゾンドール本郷901号室 TEL03-3818-9648 FAX03-3818-9885 です。
パーマーの著書で私のリストにのっているものをいくつかあげます。
Palmer.H.E
(1917)
The Scientific Study and Taching of Languages, London: George G.Harrap.
(1924)
Memorandum on Problems of English Teaching in the Light of a New Theory, Tokyo: IRET, Kaitakusha. (語学教育研究所編、1924、『英語教授法事典』開拓社)
A Grammar of Spolen English, Cambridge: W.Heffer
(1925)
English through Actions, Tokyo: IRET, Kaitakusha
(1933)
Second Interim Report on English Collocations. (Reprinted, 1966, Tokyo: Kaitakusha)
(1938)
A Grammar of English Words, London: Longmans.
(1939) A Grammar of Spoken English, Cambridge: W.Heffer & Sons
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