117)17-03. 生徒と交換日記をする
私は手紙の形式で生徒と交換日記をしたことがあります。
まず生徒に英語の手紙の形式を教えます。 生徒はノートを用意してこのノートの上で毎時間先生に手紙を書きます。
手紙は Dear Miss Yamamoto のように始まります。私は生徒に書かせる英語は日記形式よりも手紙形式のもののほうが、生き生きしたものになって良いのではないかと思います。 教師は、この手紙に英語でコメントをつけて次の授業の時に生徒に返します。
私は生徒の英語はなおしません。ただ英語が間違えているとことに赤線をひいておいて、授業で赤線がひいてあるところは何か間違えているから考えてごらんと言っています。
クラスの中で生徒がよくまちがえる文をとりあげて、黒板に書きます。どこが間違えているでしょう?と生徒に考えさせてから、正しい英語を書いて、その場で生徒に覚えさせます。
ノートは次の時間まで返せませんから、2冊用意させると良いでしょう。 担任のクラスでこれをやると生徒の考えていることがよくわかって、生活指導にも役にたちます。
Q.手紙と言うのは面白いですね。すごく力がつきそう。でも、一年生からは始められないでしょう?いつごろからですか?進行形の指導はすごく勉強になりました。ぜひやってみたいです。
A.生徒との交換日記は1年生の後半くらいから可能だと思います。最初は1行だけでもいいのです。 「私の好きなもの」とか「私の家族」とかテーマを与えてやってもいいと思います。
生徒の書いた作文に目を通しコメントを書くことは、教師にとっては相当な負担になりますが、生徒はいろいろなことを書いてきますから楽しめます。毎時間やると大変ですから、1週間に1回くらいでいいのではないかと思います。
交換日記の代わりにEメール交換するのもいい方法です。
関連記事
- 117)17-04. Simon Says というゲームについて
- Q.Simon saysというゲームがあるようなのですがこの「Simon Sa...
- 117)17-03. 生徒と交換日記をする
- 私は手紙の形式で生徒と交換日記をしたことがあります。 まず生徒に英語の手紙の形...
- 117)17-02. ドレミの歌を教える
- 私はクラスでミュージカルを教えていますが、ミュージカルの中にでてくる歌はやさし...
- 117)17-01.動作で進行形を覚えさせる
- Q.中学英語、指導法の交換をしましょう。たとえば、進行形について、たとえば会話...
コメントする