122)22-03. プロの学び方、アマチュアの学び方
これは私の先生から聞いた話ですが、スポーツや、将棋や碁、楽器の演奏、語学などを習得するにはプロの学び方とアマチュアの学び方の2通りがあるそうです。
プロの姿勢で学んでいる人は早く上達し、プロとして使いものになるところまで上達しますが、アマチュアの姿勢で学んでいる人はなかなか上達しなくプロの域まで到達できないのだそうです。
ではプロとアマの違いはどこにあるのでしょうか?ここではゴルフを例に出して説明します。 まずAさんはゴルフがうまくなりたいと思い、クラブを買ってきます。最初は自分で本などを見ながら練習しているのですがなかなかうまくいきません。そこで近くのゴルフ場に行きB先生にならいます。B先生の下で半年くらいやるのですがなかなかうまくなりません。
そこで今度は違うゴルフ場のC先生について習います。ここでも半年くらいやるのですがうまくなりません、そしてまた先生を変えます。 Aさんはそれぞれの先生のいいところだけとってゴルフをうまくなってやろうとしているわけです。
しかし、この方法は良くありません。なぜならいろいろな先生がそれぞれ違った指導をしますから、迷いが生じてしまうからです。そのうちフォームがガタガタになってゴルフをどう練習していいのかわからなくなってしまうそうです。これがアマチュアの学び方です。
ではプロはどう学ぶのでしょうか。プロはまず先生を選びます。いろいろな先生を見て歩き、人にも意見を聞き、自分でこの先生なら間違いがないという先生を選びます。
この先生はスポーツで言えばコーチや監督、親方にあたりますし、将棋や楽器の演奏などでは師匠にあたります。そして一旦先生を選んだらその先生の言ったことはすべてやり、その先生の技術を全部習得するように努力します。これがプロの学び方です。
英語の勉強も同じです。近くにあるからD英会話学校を選んだというのではダメです。いろいろな学校のことをよく調べ、ここなら絶対英語がモノにできると確信できるところを選ぶべきです。
その学校は別にフィニックスでなくてもかまわいません。自分が「ここなら間違い無いと思えるところ」を選び、そこの方針にしたがって100%努力するのです。 フィニックスにはフィニックスのやり方があります。他の学校には他の学校のやり方があると思うのです。しかし一度決めたら徹底的にやる。ベストをつくしてやるということはどこの学校に行っても同じだと思います。
どこの英語学校に行っても一生懸命やらなければその方法が本当に正しいかどうかわからないではないですか? 私達が教えたいのはフィニックスを選んでくれて、私達の教えることを素直に実行してくれる生徒さんなのです。
この「先生を信じて言われたことは徹底的にやる」というプロの姿勢がないとフィニックスに来ても進歩が遅くなります。出される宿題の中にはなんでそんなことをやるのかよくわからないものもあると思います。でもとにかくやってください。やればその意味はわかるのです。
医者がいくらいい薬を出しても、患者がかってに薬の良し悪しを判断して薬を飲んだり、飲まなかったりしているのでは直る病気も治りません。とにかく信じられる医者を選んで、出された薬はすべて飲むというのが最終的に病気を治す一番良い方法だと思うのです。
関連記事
- 122)22-04. やさしい英語をバカにしないで、深く勉強することが大切
- 多くの学習者の中には難しい英語を勉強することばかり気にしていて中学で習うような...
- 122)22-03. プロの学び方、アマチュアの学び方
- これは私の先生から聞いた話ですが、スポーツや、将棋や碁、楽器の演奏、語学などを...
- 122)22-2. フィニックスで英語ができるようになる人、なかなかできるようにならない人
- フィニックスにはいろいろなタイプの生徒が来ますが、英語が上達するタイプの生徒と...
- 101)22-01. 他力本願では英語はできるようになりません
- 「海外に行けば英語ができるようになる。英語学校に行けば英語ができるようになる」...
コメントする