122)22-2. フィニックスで英語ができるようになる人、なかなかできるようにならない人

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フィニックスにはいろいろなタイプの生徒が来ますが、英語が上達するタイプの生徒となかなか上達しないタイプの生徒がいます。どこが違うのでしょうか?

これは私の先生から聞いたクイズですが、なかなかおもしろいので皆さんにも同じ質問をしてみたいと思います。

フィニックスにはいろいろな大学の生徒やその卒業生が来ています。ここに東大、一橋、慶応、早稲田の出身者がいます。このうちフィニックスで英語が上達するのはどの大学から来ている生徒でしょう?できるようになると思う順番に大学名を並べなさい。

私はこの質問を聞いたとき、4つの大学で違いなどあるのかと思いました。4つとも入試には英語があり、英語力という点では4つの大学のレベルはほとんど変わりません。しかしフィニックスに来ているうちに違いがでてくるのです。

答えは一番できるようになるのが東大、次が慶応、その次が早稲田、一番できるようにならないのが一橋です。ちなみに私の出身校は一橋なので、先生はこの話をしてくれたのだろうと思います。

違いはものの考え方にあります。もちろん生徒によって違いはありますが、一般的な傾向として東大や慶応の出身者は素直です。言われたことは素直に「はい」と言ってやるタイプが多いです。それに比べ早稲田や一橋の出身者は批判精神が旺盛です。言われたことはまず疑ってかかり、自分で納得しないとやらないような人が多いのです。

たとえば、「英英辞典で意味を知っている単語をひいてその英語の定義を覚えてきなさい」という宿題を出すと、東大や慶応の生徒はちゃんとやってきます。ところが早稲田や一橋の生徒は「なんでそんなことをするのか」と考えて、やってこないのです。

私は一橋出身ですから、早稲田、一橋タイプの人間の方が反骨精神のようなものがあって個人的には好きです。しかし、こと英語の勉強に関しては勉強方法の批評だけしていてもできるようにならないのです。批評しているヒマがあったら言われたことを素直に一生懸命にやってください。

フィニックスの教師は自分で苦労して英語を学んできた英語教育のプロです。私達が言っていることの中には実際にやってみなければわからないことはいくらでもあります。

とにかく「やる」それから考えても遅くないと思います。言われたことを100%やって、できるようにならなければそこで文句を言えばいいのです。 でも文句を言う時に授業を休んだり、宿題をやってこなかったりしていると、「そんないいかげんなやり方ではできるようにならない」と言われてしまいます。

「君以上にこの学校で言われたことを完璧にこなしている生徒がいない」と先生に言わせしめるくらいやってください。そしてそのくらいやるとみんな英語はできるようになるものです。

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