122)22-04. やさしい英語をバカにしないで、深く勉強することが大切

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多くの学習者の中には難しい英語を勉強することばかり気にしていて中学で習うようなやさしい英語を深く勉強することをしない人がいますがこれは正しくありません。

英語学習には広さと深さの両方が必要です。広さとは理解できる語彙の数や複雑な構文をできるだけ広げることを言います。深さとは知っている英語をできるだけ自由自在に活用できるようにすることを言います。

日本の英語教育は広さを広げることばかりに注意がいって、深さをほりさげることが忘れられているからおかしなことになっているのです。

英語には日常頻繁に使うものから、あまり使わないものまでいろいろなレベルのものがあります。一番頻繁に使うのは私達が中学で習う範囲の英語です。

一番使わないのが難解な構文や特殊な語彙です。 これをわかりやすいモデルで表すと次のような逆円錐系になります。ちょうどあり地獄のような形ですね。

円錐の中心部分にあたるのが中学レベルの英語で外側にいくにしたがって難解な英語になっていきます。逆円錐は内側にいくにしたがってより深く(つまり使えるように)なっていなければなりません。

英語力というのはこの円錐の容積にあたります。円錐の底面の円ばかり広げても円錐の深さを掘り下げないから日本人の英語力は薄っぺらいものになってしまっているのだと思います。

英語力は平面的にとらえてはダメで、広さと深さの両方から立体的に考えないといけないのです。

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