134)34-06.TOEIC リーディングセクション PART5&6
今日からリーディングセクションのテクニックの説明に入ります。
TOEICのリーディングセクションで最も大切なことは「スピード」です。TOEICの問題は文法の問題もリーディングの問題も大学入試や英検準1級や1級よりやさしいと思います。しかし量はずっと多いです。だからのんびり問題を解いていくと全部の問題をやりきれません。ポイントは問題の解答をいかに速く見つけるテクニックということになります。
リーディングセクションはPART5とPART6の文法の問題と、PART7のリーディングの問題は同じ時間内で解くことになっています。したがって文法問題とリーディング問題の時間配分がとても大切です。
リーディングの問題が解ききれない人のほとんどは文法問題に時間をかけすぎている場合が多いです。文法が苦手でなかなか答えが見つけられないので、つい考えこんでしまってその結果その後のリーディングの問題に使う時間がなくなってしまうのです。
PART5とPART6の文法問題を解くスピードのめやすとしては1問あたり30秒から40秒と考えていてください。それ以上時間をかけている人は時間の使いすぎです。
ちょっと考えて解答が見つけられない問題はとばしてどんどん先をやっていきます。これらの問題はリーディングを解き終わって時間が余ったら戻ってきてやりなおせばいいのです。
時間をかけても解答が見つけられない文法問題に時間をかけるのではなく、時間をかければより確実な答えが導き出せるリーディングの方になるべく時間をかけるようにするべきです。 TOEICの文法問題は出る問題パターンはほぼ決まってしまっていますから、そんなに難しくはないと思います。どれでもいいから一冊TOEICの文法用の問題集を買って、穴がないように項目ごとにつぶしていきます。
なぜその答えが導き出されるのかという理屈を覚えておかなければなりません。わからなければ調べるとか、先生に聞くとかしてなぜその答えを選ぶべきなのか納得できるようにしてください。
あとはいろいろな問題がまざった練習問題をいくつもやって速く答えが見つけられるように練習するだけです。 文法問題の練習はダラダラやるより短期間に集中して勉強してしまったほうが能率がいいと思います。
問題量をこなすにしたがって「ああまたあのパターンか」というように答えが自然に見えてくるようになります。
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