125)25-02. パラグラフライティング(1)
英語を書くときに文レベルで正しい英文が書けるようになることも大切ですが、そうした文を組み合わせて意味のあるまとまった段落(パラグラフ)を書けるようになることも同じくらい重要です。
日本語を書く時でも私達は1段字下げをして段落に区切りますが、英文でも他の行よりも(3~7字)下げてパラグラフに区切って書きます。英文の場合は論理性を重んじるので日本語の場合よりもパラグラフの内容を厳格に整理構成して書いていきます。これがいわゆるパラグラフライティングです。
まず英文の場合1つのパラグラフには1つの主題(topic)があります。1つのパラグラフに2つ以上の主題が混在することは避けます。主題が変わったなら新たなパラグラフにしなければなりません。
そして各バラグラフはその主題をあらわす主題文(topic sentenceまたはkey sentence)とそれを発展させたり、支持したりする部分(supporting or specific details)から構成されます。
どの文が主題文かはっきりわかるように書かなければいけません。 主題文はパラグラフの最初と終わりにくることが多いですが、まれにパラグラフの中間に来ることもあります。主題文が最初に来る時はパラグラフの主題を明確にしておいて、それを説明していく演繹的方法(deductive method)がとられ、主題文が最後に来る場合は順番に説明していって、最後に全体を主題文でまとめる帰納的方法(indective method)がとられるのが一般的です。
関連項目 英検1級英文要約問題の解き方
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