126)26-02. フォニックスについて
Q.小学校2年生の息子がいます。私も自分が英語の勉強をしたくてうずうずしているくらいですから、もちろん子供にも英語に早くふれさせてあげたいと思っています。
田舎に住んでいるために、塾は英語に限らず選べる状態ではないのです。私も働いているために塾の送り迎えができないので、近所の塾にかよわせるしかありません。
基礎英語1とか聞かせようと思ったり、アルクの教材を購入したりしましたが、まだ子供が興味を持っているわけではないし、親子ではだめですね。
最近、ジオス子供教室ができたので、さっそく見学にいきました。日本人の保母さんみたいな先生が3人位を相手に、ゲームを中心にした授業でした。
私は高卒で、英語のレッスンとか受けたことがないので、そこではじめて「フォニックス」という学習法を知りました。日本語では『あいうえお』が読めれば、同じ発音で「あお」と読めますが、英語は「ABCDE」を読めても「ACE」をエィスとすぐに読めない、そのためにある程度のルールを憶え、アルファベットの並びを見ただけで知らない単語でも自然と推測できるように、という学習方法をとりいれてました。自分が習った頃(と言っても中学の英語の授業ですけど)と全然違う学習方法にびっくりしました。
A.フォニックスはつづりと発音を関連させながら、スペリングを覚えさせていく方法ですね。私は導入期の英語教育はやっていないので、実際に使っていませんが、よく知っています。
昔「大草原の小さな家」という番組がありましたが、その中でフォニックスを使ってスペリングを教えていました。 たとえばbookというつづりを覚えさせるのに、b-oo-kと分解し、b=〔b〕,oo=〔u〕,k=〔k〕とつづりと発音を一致させながら覚えさせ、構成音〔b-u-k〕を合成して〔buk〕と読ませます。こうしてつづりと発音の関係を覚えると、look, cook, good, took, stood, shookなどもつづりを見ただけで発音でき、また発音を知っていれば正しくつづれるようになります。
子音と子音字の間にはほぼ1対1の関係があり、経験的に対応関係を理解できますが、母音と母音字との関係は複雑です。しかし、フォニックスを使うことによってその規則性を知ることができ、入門期の英語学習者の負担を軽くしてあげることができます。
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