128)28-07.音読の弱点

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こうして考えていくと音読はすばらしい方法のような気がしますが、音読には弱点があります。それは「速く読めない」ということです。

 音読する時は発声器官を動かしますから、発声器官を動かす速度以上には速く読めないのです。

私達がいろいろなものを読んでいるときは何も一時一句をしっかり読んでいるわけではありません。全体をざっと読んで要旨を把握したり、必要な情報だけをピックアップする時もあります。こうしたスキャニングとかスキミングということをする時には音読は向きません。

要は何のために読むのかということです。自分が使える表現を増やしたり、発音を良くするために読むなら絶対に音読です。でも速く大量のものに目を通し情報を得ることが目的なら、黙読・速読を選ばなけらばいけません。

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