121)21-08.舞台の位置の名称

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日本語の演劇では、客席から見て右側を上手、左側を下手と言いますが、英語の場合にも舞台の位置を示す名称があります。

英語の脚本を書く場合には、舞台上に大道具(英語ではSETといいます)がどこにあるのかということや、役者が舞台のどこに位置にいるのかを示す必要がありますからこの名称を覚える必要があります。

下の図を見てください。

UP RIGHT
UP
UP LEFT
RIGHT
CENTER
LEFT
DOWN RIGHT
DOWN
DOWN LEFT

▲客席▲

まず客席の側から見て客席に近い方を英語ではDOWNといい、奥の方をUPといいます。これは昔の舞台は客席から奥に行くにしたがってだんだん高くなっていくように作られていたからこう呼ばれるようになったものです。

次に客席から見て左側をRIGHT、右側をLEFTといいます。このRIGHT、LEFTとは役者が客席の方を向いて立った時の右、左ですから注意する必要があります。

あとはこの2つを組み合わせればいいわけです。たとえば日本語で言う上手奥はUP LEFTとなるわけです。英語の脚本ではよく省略されて、UL、DRのように書かれることが多いですが、これはUP LEFT、DOWN RIGHTのことです。

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