139)39-03. 非言語コミュニケーション要素も理解のための重要な道具である

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非言語コミュニケーション要素(Non-verbal communication)とは言語以外の方法でコミュニケーションをとる手段をいいます。例えば絵や図、写真、グラフなどの視覚補助、対人コミュニケーションではジェスチャー、視線の合わせ方、顔の表情、相手との距離、身体的接触、衣服や髪型、アクセサリーやメイクアップなども非言語コミュニケーション要素に含まれます。

調査によると実際のコミュニケーションの70%はこうした非言語コミュニケーション要素によるものだそうです。したがって英語を理解する時も非言語コミュニケーション要素は理解を助ける重要な道具になります。文字を見ただけでは理解できないこともイラストや写真があるだけで楽にできることも多いです。

テープ教材を使うよりも、テレビやビデオを使ったほうがビジュアルなものがある分だけ理解を助けます。また会話の中で相手の話している内容を理解している時も顔の表情や視線の合わせ方などから私達はいろいろな情報を得てそれが理解を助けているのです。

初級者のうちは英語のイメージがすぐにわきませんから、特に非言語コミュニケーションから選られる情報が大切です。できる限り言語以外の助けが得られる教材を選ぶようにしましょう。

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