132)32-06.英文法をどう脳にプログラミングするか

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ではめくらめっぽうに英語を覚えていけばいいのかというとそうではないと思います。もちろんたくさん英語を覚えていけば英語の脳はできていくのですが、やはり時間がかかります。バラバラの知識ではなく記憶の引き出しに整理整頓するという作業をしたほうが記憶も定着するし、使う時も使いやすいでしょう。

私が脳のプロブラミングのためにおすすめするのは英文法の構文ごとに並んだ例文をたくさん覚えることです。 私は「話すための英文法」という本を使っていますが、「アメリカ口語教本」でもよいでしょう。(詳しくは私のおすすめの英語教材をご覧下さい)

文法書の英文法の説明を読んで納得することも必要だと思いますが、もっと大切なのはその例文をきちんと正しい発音で覚えることです。この作業を続けていくと脳の意識下で英文法がしだいにプログラミングされていきます。

この作業を続けながら、英語を使う機会をたくさん持っていくとそのうち意識しなくても自然にいろいろな英文法の構文を会話の中で使えるようになってきます。 私達が日本語を話す時に国文法を考えないように、英文法は意識せずに使えるようにならなければならないのです。

意識して英文法で英語を使っているうちは英語はスムーズに話せるようになりません。 そのためには正しい英語を正確に覚え(インプット)し、それを数多く使う(アウトプウト)することです。

英文法の理屈を日本語で理解することもある程度必要ですが、それ以上に大切なのは一つでも多くの英文を覚え、それを使う練習をすることです。

英語を分析して理解することで満足して、その先の理解した英語を覚えることをしないから、脳のメンタルディクショナリーの英語は増えていかず、いつまでたっても英語はできるようにならないのだと思います。

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